ツールやアプリに適応する

企業内で仕事をしていると、その企業内は共通のツールやアプリを使用しているのでそれだけをマスターしていれば事足りました。中には機能や使い方を極めた歩くヘルプデスクのような方も居られたりします。グループウェアは基本ひとつですし、データ分析ツールや作業用のアプリも統一されているのが普通で社内では共通言語化しています。とこっろがフリーランスで複数の企業と協業しているとその各社の使用しているツールやアプリについては最低限の機能が使いこなせないとなりません。会議ソフトで言えばZOOMとGOOGLE MEETSやMS TEAMS Slackなどがあり、クラウドストレージではOneDriveやDROPBOXなどがあります。プロジェクト管理にはASANAがげ便利といわれたり、大容量のデータ送信はギガファイルでと指定されたりで、「知りません」とか「使えません」では仕事にならないのが現状です。基本的な操作性はそれぞれのカテゴリーでほぼ共通ですので、食わず嫌いにならず各アプリの特徴やポイントとなる機能の理解をしておけばなんとかなりますので、皆さんめげずに頑張りましょう。

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クライアントとの協業には先方の使用するアプリを使えることが必須です。

 

ワークスタイルについて(1)

 ひとりで仕事をしているとオフィスではなく、外出先でスケジュールの合間にいろいろな作業をする必要があります。昨今はオンラインミーティングが増えて、時間が有効利用できる反面、自分の行動範囲内でミーティング出来る場所を何か所か見つけておくことが重要です。私の場合は柱があったり変形の間取りで個室っぽく使えるカフェやあまり人通りのないビルの共用スペースを利用しています。また、作業は殆どがPCですが、オフィスでは大画面のモニターとフルサイズのキーボードが快適ですし、出先ではモバイルノートのお世話に、また電車の中ではiPhoneで仕事をしています。そのためにデータやメールは共通で利用できるように設定しています。最低でもこれくらいの作業環境がないと効率的には仕事が出来ません。携帯は2台で社用のオフィシャルなものとプライベートのものは分けています。(万が一の場合のバックアップの意味もあります。)中高年の方はこの辺りが苦手な方も多いのですが、頑張って克服すれば随分と楽に仕事が出来ますし、その分仕事のキャパシティも増えて収入を増やすチャンスが大きくなります。

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どこでも仕事が出来るようにしましょう
       

合同会社を活用しよう

出来れば法人化をお勧めすると前回に書きましたが、株式会社と合同会社のどちらかを選ぶことになります。ひとりで会社を始めるなら断然合同会社をお勧めいたします。設立費用が安く手続きが簡便なこと、運営の自由度が高いことが主な理由です。現在は株式会社でも最低資本金の縛りはないのですが、コンサルタント業は設備投資もないので少ない資本金で設立できます。会社設立の本などには300万円以上は欲しいと書いてあったりしますが、実質的には100万円~200万円程度を用意すればよいと思います。極端に言えば1円でも特に問題はありません。無形のサービスを売るので、原材料や商品の仕入れも不要ですし、道具も携帯電話とパソコンがあれば開業できます。会社としての体裁を整えるための小道具として、名刺、会社のロゴマーク、封筒、ドメインとサーバなどを準備しても数万円で十分です。あとはなるべく早く売上を上げること

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起業


に集中しましょう。

フリーランスの集客(4)

フリーランスの特性として、ひとりで営業・契約した業務・事務作業を一人でこなすので何かと忙しく、目先の仕事で手一杯になりがちです。また公私の境界があいまいになりがちです。私は例え売上が小さくて税制上のデメリットがあっても法人化をお勧めしております。それは、個人と法人を分けることによって公私がはっきりするとともに、よく言われるようにクライアントからの見え方も大きく変わることを実感したからです。そのためには法人には法人らしい見かけも重要です。ではクライアントは何をみて判断するかというとそれは「普通の会社」なら備わっている条件を満たしているかどうかです。私の感覚では1.Gmailなどのフリーメールではないメールアドレス、2.固定電話、3.オフィシャルサイト、4.ロゴやシンボルマークだと思います。個人のフリーランスでもこれらを整えれば法人に準じた信用を得られるように思います。逆に携帯電話とGmailで生きていくという気楽なフリーランスもあり(私もそうでした)ですが、ビジネスのひろがりはないです。ビジネスを大きくするならこういった細かな点にも留意してください。

オフィシャルサイトは重要です

最近、オフィシャルサイトの問い合わせフォームから様々な連絡を頂くようになりました。残念ながらコンサルティングのご依頼はまだございませんが営業代行だったり、WEB制作の売込みだったり、書籍刊行(勿論マーケティング目的の自費出版ですが、)のお誘いやら毎週何件か入ってきます。多くのビジネスで、新規顧客獲得にインターネットを活用する時代になって、若い営業はまず相手の企業のHPを探し、その印象や内容で判断します。また、こちらからの連絡の際にも自社のURLを記載して会社案内に代える事も日常的になりました。例え、個人事業でも自分のオフィシャルサイトを持つことをお勧めいたします。費用がかかるのでは?との心配があるかもしれませんが、弊社のサイトは25,000円でした。ご参考までにURLはhttps://exp-biz.jpです。

 

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フリーランスの集客(3)

 フリーランスの集客方法には、1.自分の人脈を活用する。2.新規開拓の二択です。独立開業時に人脈からの集客のあてがあれば当面はそこから収入を得ることが出来るので無収入という最悪の事態は免れそうです。業種にもよりますが、1、2社との契約で十分な収入にならないケースが殆どです。また、サラリーマン時代は会社の経費だった交通費や事務用品、お茶代なども自腹です。最悪なのはあてにしていた契約が取れないケースです。きっとこの場合は精神的に参ってしまうと思います。私は現在でもドタキャンや、自分では取れたと思った契約を失注した時がいちばんダメージがあります。ですから、独立開業したら顧客の新規開拓を永久に続ける覚悟が必要です。ものすごくよい人間関係を築けたと思っていても、先方の経営が悪化したら真っ先に切られるのがコンサルタントの宿命です。転ばぬ先の杖がまさに必要です。私は常に2,3案件は商談を進めている状態でないと不安です。次回は新規開拓のおおまかな方法について書いてみたいと思います。

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補助金・助成金に強くなる

この度、福祉関係のご依頼を頂き、早速調査を開始いたしました。福祉関係は手厚い補助金があるのですが、条件や仕組みがややこしいのでどの制度が使えるかまた、補助金対象になるにはどうしたらいいのかを考えることが重要です。福祉関係に限らず中小企業向けの補助金助成金、低利の公的融資は数えきれないくらいあります。コロナ禍以降関心が高まって企業の活用意識も大変高まっています。コンサルタントは予め使えそうな制度を調べてクライアントに提案することも重要です。このところ話題になっている事業再構築補助金をはじめ応募が多い補助金は、制度に合致した事業計画を作成しないと採択されない状況になっています。反対に補助金助成金が交付されると、その使途が目的に合致しなかったり、補助金で取得した機械はどを処分すると返還しなければならなくなりますので要注意です。

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