業務委託と自営業

私の新しい仕事は、最初の転職時に面識のできたある人材コンサルタントからのご紹介で、経営再建をする企業に常駐して再建計画を実行する「ターンアラウンドマネージャー」でした。日給3万円で、再建計画の達成度合いによる成果ボーナスが支給される契約でしたので見た目にはそんなに悪い条件ではありませんでした。ところが、案件をよくよく聞いてみるとかなり再建は難しい印象でしたが、仕事もないし上手くいけば大きなボーナスもあるので、”とりあえず”くらいの気持ちで引き受けてしまいました。実際にその会社に行って社長に会ってみると、詳しくは申せませんが会社が傾くのも仕方ないなと納得するような状況でしたし、財務状況も聞かされていたよりずっと悪くボーナスは早々に諦めました。しかも「外部の人間が毎日いるのは嫌だ」との訳の分からない理由で週3日にされてしまったので収入も予定から40%現になってしまいました。月額66万円の予定が36万円になってしまったのです。これでは生活できません。そこで残りの2日+週末を使って別の収入を得るために、経営コンサルタントを本格的に始めることになったのでした。

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ひとりで開発した商品です



中高年の再就職は本当に難しい

前回簡単にプロフィールを書きましたが、私は経営コンサルタントで自営しようなどとは夢にも思ってなかったのです。長年勤めた大企業を辞める時は、自分のスキルや経験は今の会社ではもう価値がないけれども、きっと中小や若い企業では使い道があるのではと思い、成長している企業への転職を目指しました。確かに大企業では当たり前のことが中小では全く出来ていなかったり、目からうろこのイノベーションだったりしたのには本当にビックリしました。ですから、失業した時もまた若い企業や経営革新を図る企業の幹部として再就職を狙いました。ところがなかなか思うような案件もなく、ずるずると時間が経っていきました。中高年が目指す「経営幹部」は①元来求人自体が少ない②高位職(執行役員・〇〇本部長)だが年収はそれほど高くない③オーナー企業が多いので個性の強い経営者や幹部との相性、という3つの高いハードルがあります。私もいつまでも無職でいるわけにもいかず、結局は企業への再就職を断念し、業務委託という形で新しい仕事に就くことになりました。 つづく

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週20時間労働!フリーランス経営コンサルタントの日常

 はじめまして、プロフィールに書いているように成り行きで経営コンサルタントしています。中高年の転職・起業、経営コンサルタントの仕事、その他日常のゆるいブログですので、お気楽にお読みください。現在、2社の顧問と1社の営業代行をメインにいくつかの企業と契約しています。また、スポット個人の起業・開業のご相談なんかも受けていますし、化粧品業界に関するWEBでの講演(金融関係はなぜか音声のみ)も不定期で受けています。ですので、正直毎日が多忙!というわけでは全然なく、お仕事を頂ければいくらでもウェルカム状態です。中小企業のお困りごとなら大抵はサポートできますのでhttps://exp-biz.jpから是非ご相談ください。

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うちの主、彼のエサ代のために働いています(笑)