大企業出身者は”あく抜き”が必要

そりなりの規模の会社に長く勤めていると「普通」と思っていることが中小企業では「すごいこと」「難しいこと」に分類されることはよくあります。転職した時にはそれに順応するのに苦労しました。といっても本人は十二分にわかっているつもりでいても、元からいる人には違和感のある事も多かったと思うのできっと摩擦があったと思います。転職のお話ではありませんので詳しいことは割愛しますが、ある人材紹介会社の社長から、「大企業出身者は中小企業とは考え方が違う。それが本当にわからないと中小企業では仕事が出来ない。まあ、1~2年はあく抜きが必要」という言葉が出てハッとしました。コンサルティングをする時に「普通の会社は」とか「○○社では」などの言葉はタブーです。この言葉が抜けないうちはまだ”あく抜き”が出来ていないと思おてください。実際、私も中小企業の仕事の仕方にもどかしさを覚えることも多いのですが、各社の個性と思えるようになってスムーズに仕事が出来るようになりました。つづく