自分の錆を落とす

この3年間は殆どが中小企業とご一緒にお仕事してきましたが、昨年秋から上場されているコンサルティング会社のメンバーととある金融機関のお仕事を承っております。金融機関は仕事のルールが厳格で、ともすれば「まあいいや」で済ませていたようなところもきちんとした対応をされています。当たり前の事なんですが、やはり大きな組織の運営に当たってはきちんとしたルールが必要で、そこで働いている方にはそれが身に着いているんだなと思います。金融機関のクライアントの公的機関に常駐しての仕事なんですが、シンクライアントでUSBが使えなかったり、個人情報の厳格な管理だったり、セキュリティもしっかりしてると実感しています。このように大企業との協働でしばらく気が付かないうちに自分の目線や意識レベルが低くなっていたのを痛感しました。中小がダメだというのではありません。ただ、大きな組織の運営には高度化された仕組みが必要で日々それを当たり前のように使いこなしている大企業とはギャップがあります。今回のプロジェクトを通していわば自分に知らず知らずについていた錆を落とせたような気分になっています。