コンサルタント契約書3つチェックポイント

事業をしていれば必ず契約書を締結することになります。かつては口約束のどんぶり勘定で大きな契約が成立することもごく普通でしたが、昨今は小さな案件でも必ず契約書の締結を当事者相互に要求する状況です。契約書は面倒とか苦手と言って避けたり盲判を押したりする方も居られますが、自分の権利を主張したり不当な要求や扱いを回避するためにもしっかり確認して記名押印することが必要です。かなり冗長な契約書でも絶対に見落としてはいけないポイントを押さえておけばあとはほぼどれも似通った定型の文書になっています。国内の業務委託契約の場合は次の3項目をしっかりチェックしてください。1.契約の業務内容:どこまでが契約の範囲か。2.契約期間:契約金と延長や期中解約の有無とその手続き。自動延長なのか毎回更新なのか解約の申し出期限と方法などです。3.金額と支払いサイト:契約金額は当然として、支払い日が月末の場合に、末日が休日の場合、前日なのか翌月最初の営業日なのかで自社の資金計画が違ってきます。そのほかは、反社会勢力排除条項や、管轄裁判所などほぼ定型です。契約書はフリーランスの場合には身を守る盾になることが多いので、しっかり確認し、自分の要求はしっかり主張

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するように致しましょう。